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日本語大好き芸人 レフト鈴木の コントで鍛える 語彙トレ【第1回】

初めまして、日本語大好き芸人です!

皆さん初めまして! 今月からこちらで連載をさせていただくことになったレフト鈴木といいます!
簡単に自己紹介させていただきますと、僕は普段は「くりおね」というトリオで活動している芸歴9年目のお笑い芸人なんです。「え? なんで芸人がこんな真面目な雑誌でコラムなんて書くの?」と思いますよね? 実は僕、「日本語検定」という資格の1級を持っている「日本語大好き芸人」なんです。ちなみに最初の合格後も受検し続け、これまで合わせて3回合格し、なんと日本語検定委員会に表彰されたりしているんです。
これ以上言うと自慢になるのでこの辺りにしておきますが(今更!?)何故そもそも僕が日本語検定を受けようと思ったのか、理由は至極シンプルで「キャラがなかったから」です。昔と比べてネタ番組が減少した今、分かりやすい「肩書き」や「経歴」がないとなかなかテレビに呼んでもらえないのです。そこで何か面白い資格はないかと探していて、偶然見つけたのが日本語検定です。
前々から「言葉を生業とした仕事をしているのだから、綺麗で正しい日本語を使いたい!」と思っていた僕は迷わず受検を決め、猛勉強し、一発で1級に合格することができ、念願の「日本語芸人」という「キャラ」を手に入れることができたのです。

ことわざ「芸は身を助ける」は本当です

それからはありがたいことにクイズ番組のお仕事をいただいたり、コラムの執筆を依頼されたりと、着実に仕事が増えていきました。もちろんまだまだ芸人としては成功しているとは言えませんが、日本語検定は一つのきっかけになり得ると思っています。一見自分とはあまり関係のないことのように見えても、何がどう働いて自分に返ってくるか分かりません。まさに、「芸は身を助ける」!
なのでこれを読んでいる皆さんも、どんなことにも興味を持ち、そして挑戦することをオススメします。それがきっと自分の一番やりたいことに役立ってくるはずです。一緒に頑張りましょう!
さて、それではここからは楽しく日本語を学ぶ為に、クイズを出していきたいと思います。これからお送りするショートコントの中に慣用句が4つ使われていますが、その中の一つは言い方を間違えています。それがどれなのか、考えつつ、コントも楽しんでみてくださいね!

 

さて、何問答えられたでしょうか? そして何回笑えたでしょうか?(後者の方が気になります……)コントで楽しめて、クイズで楽しめて、尚且つ勉強にもなる、まさに「三刀流」なこの企画、恐らくやっているのは数多くいる芸人の中でも僕だけでしょう。こんな感じで楽しみながら勉強できるような連載にしていきたいと思っていますので何卒よろしくおねがいします! そして、これをきっかけに「くりおね」のことも知ってもらえたらとても嬉しいので、気になった方はYoutubeやSNS等でチェックしてみてください!

 

【解答】
ショートコント①
⑵×「極に入って」→「堂に入って」
意味:技術等が十分身についていること
⑴「鼻が高い」
意味:誇らしい気持ちであること
⑶「奥歯にものが挟まったような」
意味:言いたいことをはっきりいわずに、ぼかしているような様子
⑷「肩透かしを食う」
意味:意気込んで待ち構えていたところを相手にかわされることショートコント②
⑶×「取り付く暇もない」→「取り付く島もない」
意味:つっけんどんで、話を進める気がない様子
⑴「網の目をくぐって」
意味:監視からうまく逃れること
⑵「膝を突き合わせて」
意味:じっくり話し合う
⑷「目も当てられない」
意味:あまりにもひどい状態で、見ていられない

ショートコント③
⑵×「二の詠がつげない」→「二の句がつげない」
意味:あきれて言葉が出ないこと
⑴「しのぎを削る」
意味:激しく争う
⑶「性急に過ぎる」
意味:物事を行うのに、まだその時期に来ていないこと
⑷「幕を引く」
意味:物事を終えること

レフト鈴木
1987年埼玉県生まれ。千葉大学卒業。お笑いトリオ「くりおね」ツッコミ担当(ワタナベエンターテインメント所属)。芸名の名付けの親はくりぃむしちゅーの上田晋也氏。フジテレビ「日本語探Qバラエティクイズ それマジ!?ニッポン」,テレビ朝日「GURIGURIくりぃむ」,チバテレビ「Girl’s Pop’n Party」「おはYo! HIテンション」等に出演。2013年日本語検定1級に認定。

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