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合格する受験生活のコツを押さえる!

教採は合格まで1年以上かかる長丁場。
やみくもな学習は続かないため、生活を整える必要があります。

コツ①
規則正しい生活こそが合格の源

□「ウサギ」にならず、「カメ」で行こう!
『教セミ』編集部ではこれまで、数百人にも上る合格者から、独自の学習法などについて、取材を重ねてきました。そうした人たちに共通するのは、「生活習慣の乱れが少ない」ことです。朝、決まった時間に起き、決まった時間に勉強をして、夜もほぼ決まった時間に寝る。そうした生活を積み重ね、コツコツ勉強している人が、合格者には多いのです。
何故なのでしょうか。それは、教員採用試験対策が長丁場の戦いだからです。長距離走で同じペースを保った方がよいのと同様、教員採用試験も毎日同じ分量だけ学習した方が、効率的です。「ウサギとカメ」で言えば、教採の場合、絶対的に「カメ」のように学習すべきなのです。
大学生の中には、日々の生活のリズムが乱れがちな人も多いと思います。そうでなくとも、教員になったら朝型の生活習慣が求められるわけですから、なるべく早い段階から、矯正するように心掛けましょう。

コツ②
教育ボランティアにはぜひ参加を!

□教育ボランティアへの参加はメリットだらけ!
教育ボランティアとは、ボランティアとして教育現場に入り、さまざまな学校活動を支援することです。学習指導の補助や、障害のある児童生徒の支援、部活動や課外活動の支援など、さまざまな活動があります。
大学生から現役合格した人の中には、この教育ボランティアに「参加していた」という人が少なくありません。何故なのでしょうか。それは、教育ボランティアが「教師観」や「教育観」を養う上で、非常に有効だからです。
前述した通り、教員採用試験は「人物重視」の傾向が強まり、面接試験や論作文試験の採点比重が高くなっています。ここで、説得力のある回答をする上で、「教師観」や「教育観」は不可欠です。どんな教師になり、どんな学級を作り、どんな子供を育てたいのか。いくら、崇高な理想を持っていても、経験が不足していると、どこか的外れな回答になってしまいます。
大学生が現場実践の経験を積む場としては教育実習がありますが、期間が短い上に、自身の授業等でゆとりがないため、決して十分とは言えません。リアルな学校、リアルな教室、子供たちの姿を知り、「教師観」や「教育観」を育む上でも、教育ボランティアは大変役に立つのです。
さらには、自治体によっては、願書に「教育ボランティア」を記入する欄を設けている場合もあります。参加しておけば、提出間際になって、ここに記入することがないと悩むこともなくなります。
まさに、教育ボランティアの参加は「良いこと尽くめ」です。

コツ③
ニュースは常にチェックしよう!

□「時事」は試験でよく問われる!
教員採用試験の筆記試験では、一般時事や教育時事がよく問われます。また、面接でも、最新の教育課題に関する質問がふられたり、論作文でも最新の教育用語に関するテーマが設定されたりすることもあります。
しかし、時事問題に関する知識や、社会の出来事を自分なりに解釈し、人に伝える力は、受験直前になって付け焼刃で得られるものではありません。
受験生は、この記事を読んだ今から、ニュースに対する感度を高めてください。時事問題を解釈する力は、教員になってから、さらに必要になってきます。今のうちから日々のニュースをチェックする癖を付けておきましょう。
なお、本誌のツイッターでは、試験に出そうな最新ニュースをフォロワーの皆様に配信しています。こうしたツールも、ぜひ活用してみてください。

□ネットのニュースに頼りすぎないよう注意!
近年の若者は新聞を読まなくなったと言われています。スマホでニュースを気軽に見られる時代。新聞は時代遅れのメディアというイメージもあるのかも知れません。
しかし、教員採用試験の受験生ならせめて試験の1年前からは一般の新聞を読むことを強くお勧めします。
試験官である学校の校長や教育委員会の関係者は、新聞で日々情報をチェックしている方々ばかりです。こうした面接官から「最近気になったニュースは何ですか」と聞かれることがあります。もちろんネットで得た情報を元に回答しても構いません。しかし、ネットには、一次情報ではない、真偽不明の「まとめ情報」なども多数あります。面接官をうならせる「骨太」な回答を述べるには、出典が明示できる新聞から、回答した方がよいでしょう。

 

コツ④
模擬試験や講座を利用しよう!

□模擬試験で自分の今の立ち位置をチェック!
教員採用試験に合格するために必要な得点は、自治体ごとに異なります。よく、「教職・一般教養○割」「専門教養○割」と言ったりしますが、実際の合格ラインは毎年変わります。
自分の相対的な立ち位置を知るのに有効なのが、模擬試験の受験です。得点や順位のほか、志望自治体はもちろん、併願する第2、第3希望の自治体の合格可能性(%)、領域別の弱点なども判定されます。
また、一部の自治体の受験者を対象とした「県別対策模試」もあります。この模試では、より本番に近い精度の高い成績データを得ることができます。
受験生の中には、「自信をなくす」という理由で模擬試験をさける人もいます。しかし、自身の立ち位置を知り、弱点と向き合わなくては合格には近づけません。学内、学外の模擬試験を積極的に受けるようにしましょう。

□苦手分野は専門の講座を活用!
自主学習だけではカバーできない領域は、学内・学外で開かれている講座を積極的に利用しましょう。講座では、講師による詳細な講義を聞けるだけでなく、オリジナルの教材も入手できます。積極的に活用して苦手領域を克服しましょう。

ココもチェック!
■「教員採用試験は団体戦である」
これは、ある教職指導の先生が語った言葉です。教員採用試験は長丁場の戦い。1人で対策していると、モチベーションを維持するだけでも大変です。そんなとき、情報交換をしたり、時にはノートを見せ合い、論作文や面接を評価しあう仲間がいれば、心強いもの。グループで協力しあい、全員で合格を勝ち取った例もあります。学内で教職志望者がいない場合、模擬試験・講座の会場で仲間を探すのも一つの手です。
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