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テーマ2 情報モラル

テーマ2
情報モラル

出る理由
近年、インターネットやスマートフォン、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などの急速な普及に伴い、児童生徒がさまざまなトラブルに巻き込まれるケースが出ている。教員は、児童生徒の情報モラルを醸成し、情報活用能力を育成することが求められている。今注目されている新たな教育課題で、教員志望者は考えをまとめておく必要がある。

■誰もが情報を「受信」&「発信」することを押さえる
情報モラル教育は、論作文や面接においては、教員としてどのように取り組むかが最終的な課題ですが、その前段として「情報モラル」の正確な定義と具体的な内容をまず押さえて回答すると、理解度の深さを示すことができます。
小・中・高の新学習指導要領には、児童生徒の発達段階に応じて「情報モラル」を含めた情報活用能力を育成することが示されており、ここから引用して回答するのが最適です。また、「情報モラル」について学習させる際には、情報の収集、判断、処理、発信など情報を活用する各場面を想定しておくことも押さえておきたいポイントです。

■青少年のインターネット利用の実態を踏まえて回答
内閣府の「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報)」(2018年2月)によれば、青少年の82.5%がインターネットを利用し、そのうちスマートフォンによる利用が50%となっています。平均利用時間は1日約159分(前年度比約5分増)で、学校種が上がるとともに長時間になる傾向にあり、高校生では26.1%が(スマホ、タブレットなどすべての機器を含め)5時間以上インターネットを利用しています。スマホを含む携帯電話の保有率は小学生55.5%、中学生66.7%、高校生97.1%で、各校種ともに保有・利用率ともに年々増加傾向にあり、特に中高生の間ではSNSや無料通話アプリなどの利用が増大しています。こうした実態をふまえて、どのようなトラブルが起こるのか回答しましょう。

■ただ「正しく使おう」では不十分
情報モラル教育では子供たちに日常的なモラル(ルールや約束を守る、人を思いやる等)に加え、インターネットの仕組みや特性(公開性、信憑性、流出性など)の両面を理解させる必要があります。多くの子供たちはインターネットの危険性や特性に対して無防備で理解不足であることから、トラブルに巻き込まれるケースが多いからです。
また、教員としての立場でも情報メディア、例えばSNS活用のメリットとデメリットを考えておきましょう。

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