『教セミ』流学習法 | その他

あと90日で合格するための“6つの学習のキモ”を知る

90日をどう過ごすかの心得を理解したら、実際にどんな学習を実践すべきなのかを見ていきましょう。90日という時間をフル活用するためには、絶対にやるべきことと、やらなくてもよいことをはっきりさせる必要があります。

キモ 一
学習の柱は「過去問」が基本。90日かけて全国の問題を解いていこう。

教員採用試験対策は、「過去問分析に始まり、過去問で終わる」と言っても過言ではありません。90日前の段階でやみくもに学習を進めても、効率が上がらず、逆に本当にこの学習でよいか不安になることがあります。そのため、この段階でも、過去問を学習の基本にすることをおススメします。具体的なやり方は、次の2つです。

ポイント1
出題者の意図を確認しながら解く

過去問分析がある程度進み、受験自治体の出題の傾向をある程度つかめたら、「出題者の意図」を想像しながら解くようにします。正誤判定問題ならば、設問内の誤りの作り方に着目します。例えば、「学校は〜」→「設置者は〜」といった具合に、実施主体を入れ替えて誤りを作る自治体もあれば、「学校図書館」→「公立図書館」といった具合に、細かな文言を変えて誤りを作る自治体もあります。
そうした“出題者が好むパターン”をよく意識しながらやっていきましょう。試験本番で、分からない問題が出た場合でも、この法則性を理解していれば、高い確率で正解を出すことができるでしょう。

ポイント2
他の自治体の過去問も解く

教職・一般教養とも、過去数年分の過去問を解いたとしても、すべての分野・領域をカバーできるわけではありません。どうしても、抜けが出てきます。その部分を埋め合わせるためにやってほしいのが、他自治体の過去問です。その際は、出題のタイプが似た自治体を選ぶことが大切です。
おススメしたいのは、下の2冊の過去問集。なぜなら、解答の「解説」が圧倒的に充実しているからです。答え合わせの際に解説を読むと、非常に効率的に学習できます。自治体別の出題形式、出題領域なども記載されているので、類似自治体を探す上でも便利です。

キモ 二
分からなかった問題・知識は、キーワードとしてノートにまとめて、90日で弱点を克服していこう。

全国の過去問を解いていくと、自分が理解していないキーワードに直面することになります。受験生は、ここで「勉強が足りてない」とがっかりせずに、むしろ「ラッキー」と思ってください。なぜなら、自分が分からない点をノートに整理していくと、自分の弱点を補完できる最強のノートが出来上がるからです。
ノートにまとめていく際は、分からなかった「分野」ごとに、重要と思われるキーワードをメモしていくと、試験本番直前まで使える「暗記ノート」になります。
例えば、「インクルーシブ教育」という分野ならば、「合理的配慮」「多様な学びの場」「共生社会」などのキーワードをよく目にするはずです。これらを、以下のような形でノートにまとめていきます。キーワードをまとめる際には、市販の参考書の「さくいん」を引くのが、最も高い学習効果を生み、意味も正確に把握できます。「さくいん」で引けなかったキーワードのみ、インターネットで検索するとよいでしょう。

このつづきは

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