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「不登校児童生徒」への配慮

新指導要領では生徒指導上の課題である「不登校」の支援についても触れられています。試験でも頻出の分野の1つなのでしっかりと対策しておきましょう。

 

1 「不登校児童生徒」の基本を理解する

「不登校」には定義がある

 不登校の定義は、文部科学省が発表する「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」で定義が示されています。
ここで覚えておくべきことは、心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因・背景により年間30日以上登校しない(あるいはしたくともできない)状態にあるという点です。病気や経済的な理由によって長期欠席する児童生徒もいるのが現実ですが、そうした児童生徒は不登校には含みません。
不登校の定義はよく出題されますので、正確な文言を覚えておきましょう。

【不登校の定義】
不登校とは、年間30日以上欠席した児童生徒のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、「病気」や「経済的理由」による者を除く。)をいう」と定義されている。

 

「不登校」は「いけないこと」ではない!

 不登校を考える上でも、最も基本となる考え方の1つが、「不登校を問題行動と判断しない」ということです。なぜなら、不登校は児童生徒本人の事情によるものがすべてではなく、環境によっては、どの児童生徒にも起こり得るものだからです。こうした考え方は2016年7月に出された文部科学省の「不登校児童生徒への支援に関する最終報告〜一人一人の多様な課題に対応した切れ目のない組織的な支援の推進〜」などで示されています。
筆記試験や論作文・面接試験でも問われる題材ですので、しっかりと頭に入れておきましょう。

このつづきは

本誌『教員養成セミナー2018年1月号』をご覧ください!

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