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教職大学院誌上オープンキャンパス 〜より深い学びを求めて 教職大学院へ行こう!

教職大学院とは?

 教職大学院は、文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会の答申「今後の教員養成・免許制度の在り方について」(2006 年)において創設が提言され、2008年からスタートした制度です。2017年4月現在、国立大学46校と私立大学7校が教職大学院を開設。ほとんどの都道府県に教職大学院が設置されています。

 教職大学院は、高度専門職業人の養成を目的とした、いわゆる専門職大学院と呼ばれるものです。特徴としては、理論と実務を架橋した教育を行うことを基本としつつ、①少人数教育、双方向的・多方向的な授業、事例研究、現地調査などの実践的な教育方法をとること、②研究指導や論文審査は必須としないこと、③実務家教員を一定割合置くことなどが制度上定められています。従来の教育系大学院と違って、教職大学院の指導者に実務家教員(元指導主事など教員経験者)が多いのも上記の理由によるものです。

 教職大学院が創設された背景としては、子どもたちの学ぶ意欲の低下や社会意識・自立心の低下、社会性の不足、いじめや不登校の問題など、学校教育の課題が複雑・多様化する中で、高度な専門性と豊かな人間性・社会性を備えた教員がより一層求められるようになったことも挙げられます。教職大学院での学びによって、確かな指導力を備えた新任教員や学校運営の中核となるスクールリーダーの養成が目指されているわけです。

 

 

教職大学院のカリキュラム

 教職大学院の標準修業年限は2年ですが、各大学院の判断や工夫により、現職教員の履修の便宜等も配慮して、短期履修コース(例えば1年)や長期在学コース(例えば3年)を開設しているところもあります。入学者には学部段階で教員免許を取得し、そのまま大学院に進学したいわゆる「ストレートマスター」の人と、現職教員が在勤もしくは休職して大学院に進学した人とがいます。また、学部段階で教員免許状を取得しなかった人を対象に、教職大学院に在学しつつ、並行して一種免許状の取得に必要な学部の教職科目を履修できるコースが開設されている大学院もあります。
教職大学院のカリキュラムは、いずれのコースにおいても、事例研究、授業観察・分析、フィールドワーク等を積極的に導入した指導方法によって、理論と実践の融合を図る教育が行われています。
それでは、教職大学院での実際の学びはどのようなものか、愛知教育大学大学院教育実践研究科(教職大学院)の誌上オープンキャンパスに参加してみましょう。

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