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「特別の教科 道徳」の6つの基本

まずは、教員採用試験の筆記、面接、論作文の各試験で共通して押さえておくべき「特別の教科 道徳」の6つのポイントを紹介します。

①「特別な教科 道徳」が導入された理由

 「特別の教科 道徳」は2017年3月に告示された新学習指導要領に先立つ、2015年3月の学習指導要領と学校教育法施行規則の一部改正において、導入が決まったものです。
この以前、「道徳」は「教科」ではなく、「領域」という扱いでした。しかし、いじめ問題などの深刻化にともない「それでは不十分」という意見が相次ぎ、有識者会議などを経て「特別の教科」となりました。ほかの教科とは異なる「特別」なものであるため、学習指導要領でも「第2章 各教科」とは別立ての第3章にまとめられていることを理解しておきましょう。

②ほかの教科と評価方法が異なる

 ほかの教科との大きな違いの一つは、評価方法です。数値での評価は行わず、記述式での評価を行うことになっています。
また、その評価は個人の成長を促す「個人内評価」として行い、児童生徒間の優劣はつけないことになっており、入試でも活用されません。

③検定教科書を使う

 かつて「領域」として扱われていた際は、授業では道徳教育用教材(副読本)が使われていました。しかし、「特別の教科」として導入された後は教科書が使用されることになり、教科書会社によって検定教科書が作成されることになりました。
検定教科書には、「特別の教科 道徳」の特徴がよくあらわれているので、38ページから詳しく見ていきます。

④「読む道徳」から「考える道徳」への転換

 「特別の教科 道徳」と領域としての「道徳」の違いをよくあらわしているのが「読む道徳から考える道徳への転換」という言葉です。新学習指導要領では、アクティブ・ラーニングなど、グループでの話し合い活動をはじめ、問題解決的な学習を取り入れるなど、教師には「内容」だけでなく「手法」を変えていくことも求められています。
「考える道徳」というキーワードは面接や論作文などでも必要となってくるので、しっかりと押さえておきましょう。

このつづきは

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