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今夏のトレンド1・新学習指導要領 〜今夏の最新試験問題にチャレンジ!

今夏の最新試験  実際の問題にチャレンジ! 新学習指導要領

2017年夏の実施問題①
(大阪府・豊能地区・大阪市・堺市:7月1日)

●次の各文は、平成29年3月に文部科学省から示された新しい中学校学習指導要領「総則」の教育課程の実施と学習評価に関する記述の一部である。空欄A〜Dに、下のア〜クのいずれかの語句を入れてこれらの文を完成させる場合、正しい組合せはどれか。l〜5から一つ選べ。

・単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、生徒の( A )で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。
・生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を、( B )に取り入れるように工夫すること。
・生徒のよい点や進歩の状況などを積極的に評価し、学習したことの意義や価値を実感できるようにすること。また、各教科等の目標の実現に向けた学習状況を把握する観点から、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら評価の( C )を工夫して、学習の過程や成果を評価し、指導の改善や学習意欲の向上を図り、資質・能力の育成に生かすようにすること。
・創意工夫の中で学習評価の妥当性や( D )が高められるよう、組織的かつ計画的な取組を推進するとともに、学年や学校段階を越えて生徒の学習の成果が円滑に接続されるように工夫すること。

ア 主体的・対話的  イ 主体的・自律的  ウ 計画的  エ 調和的  オ 手順や指標
カ 場面や方法  キ 中立性  ク 信頼性

A B C D
1 ア ウ カ ク
2 ア ウ オ キ
3 ア エ カ キ
4 イ ウ カ キ
5 イ エ オ ク

解答&解説
解答:1
解説:新中学校学習指導要領「第1章 総則」「第3 教育課程の実施と学習評価」を参照。

2017年夏の実施問題②
(大阪府・豊能地区・大阪市・堺市:7月1日)

●次の各文のうち、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(平成28年12月21日 中央教育審議会)に関する記述の内容として正しいものを○、誤っているものを×とした場合、正しい組合せはどれか。1〜5から一つ選べ。

A これからの教育課程には、社会の変化に目を向け、教育が普遍的に目指す根幹を堅持しつつ、社会の変化を柔軟に受け止めていく「社会に開かれた教育課程」としての役割が期待されている。
B 学習する子供の視点に立ち、教育課程全体や各教科等の学びを通じて「何ができるようになるのか」という観点から、育成を目指す資質・能力を整理する必要がある。その上で、整理された資質・能力を育成するために「何を学ぶか」という、必要な指導内容等を検討し、その内容を「どのように学ぶか」という、子供たちの具体的な学びの姿を考えながら構成していく必要がある。
C 教育課程とは、学校教育を通じて育てたい姿に照らしながら、必要となる資質・能力を、一人一人の子供にいわば全人的に育んでいくための枠組みであるため、特定の教科等や課題に焦点化した学習プログラムを提供しなければならない。
D 子供たちに必要な資質・能力を育んでいくためには、各教科等での学びが、一人一人のキャリア形成やよりよい社会づくりにどのようにつながっているのかを見据えながら、各教科等をなぜ学ぶのか、それを通じてどういった力が身に付くのかという、教科等を学ぶ本質的な意義を明確にすることが必要になる。

A B C D
1 ○   ○   ○   ×
2 ○   ○   ×   ○
3 ○   ×   ×   ○
4 ×   ×   ○   ○
5 ×   ○   ○   ×

解答&解説
解答:2
解説:C:同答申の第5章「1.育成を目指す資質・能力についての基本的な考え方」を参照。教育課程とは、「特定の教科等や課題のみに焦点化した学習プログラムを提供するものではない」とされている。その他の選択肢は、A:第4章「1.『社会に開かれた教育課程』の実現」、B:第4章「2.学習指導要領等の改善の方向性」、D:第5章「3.教科等を学ぶ意義の明確化」を参照。

2017年夏の実施問題③
(高知県:6月24日)

●次の文は、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(平成28年12月21日 中央教育審議会)の「はじめに」の一部である。文中の( ① )〜( ③ )に該当する語句の組合せとして正しいものはどれか。下の1〜5から一つ選べ。

グローバル化は我々の社会に( ① )をもたらし、また、急速な情報化や技術革新は人間生活を質的にも変化させつつある。こうした社会的変化の影響が、身近な生活も含め社会のあらゆる領域に及んでいる中で、子供たちの成長を支える教育の在り方も、新たな事態に直面していることは明らかである。
そこで本答申は、学校を変化する社会の中に位置付け、学校教育の中核となる( ② )について、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を学校と社会とが共有し、 それぞれの学校において、必要な教育内容をどのように学び、どのような
( ③ )を身に付けられるようにするのかを明確にしながら、社会との連携・協働によりその実現を図っていくという「社会に開かれた( ② )」を目指すべき理念として位置付けることとしている。これによって、教職員間、学校段階間、学校と社会との間の相互連携を促し、更に学校種などを越えた初等中等教育全体の姿を描くことを目指すものである。

1 ①画一性 ②教科教育 ③資質・能力
2 ①画一性 ②教科教育 ③知識・技能
3 ①多様性 ②教科教育 ③資質・能力
4 ①多様性 ②教育課程 ③知識・技能
5 ①多様性 ②教育課程 ③資質・能力

解答&解説
解答:5

 

今回、編集部がトレンドにあげたのは、新学習指導要領のほかにも、あと6つあります。このつづきは…

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