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今夏聞かれる30の質問はコレ! 新指導要領を踏まえて回答しよう

今夏聞かれる可能性の高い30の質問をピックアップ。そのうち、いくつかは新指導要領にまつわる質問です。また、その他の定番質問の中にも、新指導要領や中央教育審議会答申の趣旨を踏まえた回答が必要なものもあります。

注意点①
回答例の丸暗記はしない

ここには、各質問の回答例が示されていますが、「優良」の回答例を丸暗記するのはオススメしません。回答の棒読みになる上、変則的な質問に対応できなくなるからです。各回答例は、自らの回答を組み立てる上での参考情報として活用し、実際の回答は自分の言葉で語るようにしてください。

注意点②
短めに回答し、追加質問を待っても可

ここで示した回答例は、やや長めに記述されています。結論となる部分だけ簡潔に回答して、追加質問を待つという方法もあるので、場の雰囲気を読みながら柔軟に対応してください。

 

質問例①志望動機
あなたが教師になろうと思った理由を教えてください。
出題率★★★★★ 難易度★★

夢を持って意欲的に取り組める子供たちを育てたいと考えたからです。小学5年生の頃、担任の先生が、どちらかと言えば消極的な自分を励まし、良いところをほめてくれたことから、何事も積極的に取り組めるようになりました。今度は私自身が子供に夢を持たせられるような人になりたいと考え、教師を目指そうと思いました。

◎ここがピカイチ
この回答は、冒頭で「育てたい子供像」を示している点が特徴的です。通常なら、小学生時代の思い出から入って教師を目指した理由を示すのが普通ですが、最初に「結論」を明瞭・簡潔に示すことで、面接官の興味をかき立てています。回答内容も教育観・目指す教師像が明瞭で、好感が持てます。

何より子供が好きで、子供と共に過ごせる仕事をしたいと考えたからです。大学生活においても、教育ボランティアに参加するなどして、多くの子供たちと触れ合ってきました。そうした経験を通じて、教師になりたいという思いは、これまで以上に確かなものとなっています。

◎ここがイマイチ
「子供が好き」で教師になりたいという人は少なくありません。そのことを正直に述べていますが、教師に必要な資質という観点から見ると、少々物足りなさを感じます。できれば「教えるのが好き」「世話をするのが好き」などの理由も盛り込みたいところです。

私は小学生の頃、周囲からいじめを受けていました。つらい日々でしたが、その経験を通じて人の痛みを知ることができるようになりました。困難を乗り越えた経験を生かして、いじめのない、明るく楽しい学級を作りたいと考え、教師を目指しました。

◎ここがザンネン
ありがちな話ですが、冒頭から「いじめられた」話を持ち出すと、重苦しい印象を与えてしまいます。明るく・快活な印象を与えるためにも、面接試験ではポジティブな話を中心に組み立てるようにしましょう。

回答のポイント
○「いじめられた」など、ネガティブな話から入らない。
○ 言葉の節々に、教職に対する熱意や使命感を示す。
○ きっかけだけでなく、「目指す教師像」「作りたい学級像」などに言及する。

 

質問例②長所と短所
あなたの長所と短所を述べてください。
出題率★★★★★ 難易度★★★

長所は、何事にも強い責任感を持って、一生懸命取り組めるところです。短所は、責任感の強さから、自分一人の力で解決しようと抱え込んでしまうところです。そうした短所を自覚し、何か課題やトラブルに直面した際は、管理職や同僚の先生に相談するよう心掛けたいと考えています。

◎ここがピカイチ
長所は短く済ませ、短所を中心に述べている点に、謙虚さと前向きさが感じられます。短所については、自分の性格的特性をよく理解した上で、その改善策をきちんと示せている点が、この人の資質の高さをうかがわせます。この質問で述べる短所は、聞き手によっては長所とも受け止められるものがよいでしょう。

私の長所は、健康と体力です。小・中学生の頃は学校を休んだことがなく、いつも皆勤賞をもらっていました。また、小学校から大学まで野球部に所属していたこともあり、スタミナと精神力には自信があります。短所は、積極的すぎるがゆえに、よく考える前に行動してしまうところです。

◎ここがイマイチ
長所・短所とも卒なく回答していますが、長所がやや長すぎる点が気になります。「よく考える前に行動」という短所自体は、十分に改善可能な内容なので、「何事も立ち止まって考える癖をつけようと思います」などの改善策を付け加えると良くなるでしょう。

長所は、何事にも一生懸命コツコツと取り組めるところです。短所は、どちらかといえば内向的で、人と話をするのが苦手なところです。教師になったら、克服できるように努力していきたいと思います。

◎ここがザンネンここがザンネン
長所の「コツコツ取り組める」はよいと思いますが、短所の「人と話をするのが苦手」は、教師として致命的な短所です。いくら克服に努めると言っても、「教師向きではない」との烙印を押されてしまいかねません。「すぐにかっとなる」など、不祥事を想起させる短所も同様で、教師として致命的なものは避けるようにしましょう。

回答のポイント
○長所はあまり多く並べすぎない。
○短所は「気が短い」「人付き合いが苦手」など、教師として致命的なものは避ける。
○短所は長所に転換し得るものを挙げ、その克服・改善策を述べる。

 

質問例③以降は、

本誌『教員養成セミナー2017年8月号』をご覧ください!

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