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合格者が語る! 面接試験 突破の極意

三浦 晶 先生(札幌市立羊丘小学校教諭)
受験自治体:札幌市 校種・教科:小学校

面接試験本番に向けた心構え

面接試験の心構えとして、私が大切にしていたことは2点です。
1点目は笑顔を忘れず、ハキハキと熱意をもって話すこと。面接試験では、教師としての資質・能力だけでなく、人物そのものも評価されます。そのため、私はまず笑顔で受け答えをすること、自信のない答えでもハキハキと話すこと、そしてどんな質問にも熱意をもって答えることを心掛けました。
2点目は、伝えたい内容を明確にすることです。面接試験では、「どう答えるのが正解なんだろう?」と悩む質問もあります。本などに載っている模範回答例の通りに、答えようとする人もいるでしょう。しかし、正しい回答は、必ずしも一つではありません。回答の内容だけでなく、発言の裏にある“人間性”も見られるのが面接試験だと思います。
そのため、私は模範回答を覚えることより、伝えたい内容を明確にすることを心掛けました。なぜ教員になりたいのか、子供たちをどのように育てたいのか、その答えが一人一人違っていて当然です。伝えたい内容を明確にすることで自分の考えもまとまったため、緊張しすぎず自信を持って質問に答えることができました。

 

印象に残っている質問

印象に残っている質問は2つあります。1つは模擬授業に関する質問。模擬授業の課題は第4学年の国語「C 読むこと」に関する内容、具体的には児童がお気に入りの本を紹介する「読書新聞をつくろう」という単元でした。模擬授業の中で示した単元の流れから、「C 読むこと」よりも「B 書くこと」を重視した内容だったため、面接官からは「読むことに関する学習活動はないのですか?」と聞かれました。私は、読書新聞を作る過程において、児童のお気に入りの本を読む活動や児童が作った新聞をお互いに読み合う活動を取り入れると答えました。
2つ目はいじめに関する質問。「クラスの児童がいじめられているという事実を知った時、どう対応しますか?」というものです。私は、まず被害児童に守り抜くことを伝え、次に関係する児童から事実確認を行い、その上で「いじめは絶対に許さない」という態度を示すと答えました。また、対応は他の教職員と連携して進めるとも答えました。

 

受験生へのアドバイス

面接試験では、面接票や自己推薦書の内容に沿って質問されます。そこで私は自己推薦書を何度も読み直し、志望動機を始め、そこに書かれた言葉の一つ一つを取り上げながら、自分が面接官だったらどう聞くか、その質問にどう答えるかを考えました。その作業は、自身の教育に対する考えを明確にまとめることにもつながりました。
面接試験の評価規準は大半の自治体で公開されていますので、必ず確認しておくようにしてください。評価規準を見ておけば、どのような点に気を付けて臨めばよいのかも見えてくるはずです。
冒頭でも述べましたが、面接試験では「教師としての資質・能力」の観点から評価されます。教育に関する知識の有無だけではなく、教職に対する熱意、人間性なども問われるのです。もし、みなさんが面接官だったら、子供だったら、保護者だったら、どんな人に先生になってほしいでしょうか。理想の教師像を明確にして、面接試験に臨んでください。応援しています!

 

他の合格者談は、

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