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教職大学院誌上オープンキャンパス 在学生に聞く! 自身の興味関心を無限に広げ、深められる場

早稲田大学の文学部から、同大学院へと進学した浅野さん。日々の授業や実習はもちろん、自身が代表を努める院生の自主組織などの活動も通じ、充実した大学院生活を送っています。

浅野 泰正さん 早稲田大学 大学院教育学研究科高度教職実践専攻2年生(学部卒院生・中高社会)

──浅野さんが、教職大学院へ進学した経緯を教えてください。

大学2年次から教育ボランティアに参加していましたが、その活動を通じ、生徒の成長発達についてもっと理論的に学びたいとの思いが芽生えてきたからです。ちょうど早稲田の教職大学院には、この分野に精通した先生がいらしたので、専門性を高められると思い、進学を決意しました。

 

──実際に入学してみた印象はいかがですか?

大学時代と比べても、学校教育の場で活かせそうな実践的な内容を多く学べている実感があります。大きいのは共に学ぶ現職教員の院生の存在です。例えば、ある授業で「特別活動における地域密着型の祭りの企画・運営」について考えた際にも、自身が出したアイデアに対し、「生徒の配置をどうするか」「授業に至る過程をどうするか」など、より実践的視点から意見をいただきました。こうした経験は、学部時代にはありませんでした。

 

──現職教員の院生とは、よく話をされるのですか?

授業でよくグループワークが行われるので、すぐに親しくなりました。授業以外の場で話をする機会も多く、実習期間中はさまざまな視点から助言や励ましをいただきました。授業の組み立て方はもちろん、学級経営や生徒指導のやり方などについても、日々具体的なアドバイスをいただいています。

 

──日々の授業には、どんな印象をお持ちですか?

グループワークやKJ法など、「アクティブ・ラーニング」的な授業が、日々行われています。大学時代以上に、楽しく集中して学ぶことができているように思います。

 

──1年次の実習はいかがでしたか?

9月下旬から11月上旬までの27日間、区内の公立中学校に行きました。その学校が「協働的な学び」をテーマに研究活動をしていたこともあり、私自身も“何が生徒たちの深い学びに通じるのか”を考えながら授業を組み立てるなどして、とても勉強になりました。

 

──大学時代の実習と比べていかがでしたか?

期間が長かったこともあり、生徒たちとより深く関わることができました。また、授業以外の行事運営、校務分掌の会議や職員会議などにも参加させていただき、教師という仕事のリアルな姿を知ることができました。ちょうど「創立50周年式典」があったのですが、先生方は座席の配置やプログラムの順序など、細かな部分まで非常によく考えて運営されているのだなと思いました。

 

──実習を通じ、教師という仕事への印象が変わった部分はありますか?

そうですね。授業以外の仕事が、非常に多いのだなと感じました。また、学校が常に組織として動いていて、校長先生のリーダーシップの下、個々の教員同士が連携・協力し合っていることを知りました。授業力だけでなく、周囲と協調する力やコミュニケーション力も必要なのだと思いました。

 

──代表を務める社会科研究会では、どんな活動をされていますか?

自主的に勉強会を開いたり、実務家教員の先生や外部講師の方に講義をしていただいたりしています。他の校種・教科の研究会でも、同じような活動が活発に行われています。

 

──教職大学院の魅力はどんなところにあると思いますか?

自分の興味をいくらでも広げ、深められるところだと思います。例えば、実践の場で疑問に感じたことがあれば、大学院の先生に話を聞くなどして理論を深めることができます。逆に、教室で学んだ理論を実践の場で確認することもできます。まさに「理論と実践の往還」をしている実感があります。

 

──将来はどんな教師になりたいと考えていますか?

生徒指導の面では、目の前にいる生徒に対し、常に「何ができるか」を考え、適切な支援ができる教員になりたいと考えています。学習指導の面では、生徒たちが学習したことを実社会で生かせるような授業をしたいと思っています。

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