最新号特集ダイジェスト | 個人・集団面接

集団討論 やってはいけない7つのNG

多くの自治体で行われている集団討論。その採点ポイントについては、誤解をしている受験生も少なくありません。やってはいけない7つのNGについて、解説していきます。

 解説 鹿俣 克美(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)
坂下 孝憲(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)
平井  広(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)

NG1 自分の意見を出せずに終わる

集団討論では、よく「協調性」が大切だと言われます。確かにその通りですが、一方で人の意見にただ同調を繰り返すだけでは、高い評価は得られません。大切なのは、自分の意見をきちんと主張すること。例えば、30分の集団討論を6人のメンバーで行うならば、最低5回(1回1分)くらいは自身の意見を述べたいところです。

集団討論のメンバーは、多くの場合、大学生や臨時的任用教員などが交ざり合う形で編成されます。経験豊富な臨時的任用教員が、理路整然と意見を述べれば、大学生の中には気後れして、「そうですね」を繰り返してしまう人もいることでしょう。

そんな状況の中でも、きちんと自分の意見を言えるようにするためには、とにかく練習を重ねることが大切です。模擬討論を繰り返すうちに、上手に討論に加わるコツのようなものがつかめてきます。

また、事前にまとめのノートを作っておくのも効果的です。テーマ別に討論のキーワードや自分の考えなどをまとめ、本番での戦略を練るようにしましょう。その上で、本番は「必ず〇回は発言する!」という強い気持ちを持って臨むようにしてください。

■2016年夏実施試験で集団討論を実施した自治体
北海道/札幌市/青森県/岩手県/秋田県/山形県/福島県/茨城県/栃木県/埼玉県/千葉県/千葉市/東京都/新潟市/富山県/福井県/山梨県/長野県/岐阜県/静岡県/浜松市/愛知県/名古屋市/三重県/滋賀県/京都府/京都市/堺市/兵庫県/神戸市/奈良県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/福岡県/大分県/宮崎県/鹿児島県

 

NG2 長々と話をしすぎる

自分の主張をきちんと述べることは大切ですが、一方でダラダラと長話をするのも印象が良くありません。先述した「30 分・6名」の集団討論であれば、単純計算で1人あたりの持ち時間は「5分」です。なのに、1人で10分も話をしてしまったら、試験官に「協調性がない人」と思われてしまいます。討論の前には、時間とメンバー数からおよその持ち時間を計算し、発言時間をコントロールするように意識してください。

また、1回の発言が長くなりすぎないことも大切です。目安は1発言につき1分以内。普段から、話が冗長になりがちな人は、模擬討論の練習を重ねて、言いたいことをコンパクトに要約する訓練をしておきましょう

One Point Advice
集団討論では、メンバー内にやみくもに発言しまくる人がいる場合もあります。特に、臨時的任用教員や非常勤講師の中には、自身の経験等をとめどなく語る人が少なくありません。そうした人への対処は難しいところですが、「そうですね」と肯定的に受け止めた上で、視点や話題を切り替えるようにします。そして、強い気持ちを持って、自分の主張を述べるようにしましょう

 

 

このつづきは、

本誌『教員養成セミナー2017年7月号』をご覧ください!

←画像をクリック

教セミちゃんねる 教員養成セミナーのご紹介 教セミLine@ 教員採用試験対策サイトへ

最新号のご紹介