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指導案・単元指導計画 一歩上を目指す6つのテクニック

指導案や単元指導計画の作成・プレゼンは、事前にテーマが提示され、当日に持参するケースが多いだけに、時間をかけて準備したいところです。一歩上を目指す人に知ってほしい6つのテクニックを紹介します。

 解説 鹿俣 克美(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)
坂下 孝憲(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)
平井  広(玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授)

テク1 書式をきちんと守る

一言で「指導案」といっても、自治体によって試験のやり方は異なります。事前に課題を提示されるケースが多いものの、自治体によっては試験当日に課題が提示される所もあります。まずは試験の実施要項や過去の出題例を確認して、どのような形式で試験が行われるのかを確認しておいてください。

その上で、指導案・単元指導計画いずれの場合も、要項に記載された書式は必ず守ることが重要です。「そんな当たり前のこと…」と言う人がいるかもしれませんが、これを守れていない受験生が、毎年少なからずいます。受験生の中には、指導案等の作成に慣れている人もいると思いますが、そうした人ほど要注意。普段作成している書式が、必ずしも試験要項の書式と一致するとは限らないからです。要項を熟読して、指定の書式と異なっていないかどうか、入念にチェックしてから作成・持参するようにしましょう。

記載事項のうち、意外と抜けがちなのが「対象学年」です。これが抜けていると、指導の内容が適切なのかどうか、試験官が判断しづらくなります。忘れずに記載するようにしてください。

なお、書式は通常、「A4(B4)サイズ1枚」といった形で、大まかに指定されています。文字量がオーバーする場合や不足する場合は、常識の範囲内で文字サイズを調整するなどして、1枚に収めるようにしましょう。

 

テク2「ねらい」や「目標」を明確にする

指導案・単元指導計画ともに、作成時にまず注意したいのは「ねらい」や「目標」を明確にすることです。これをお題目的にしてしまうと、指導計画全体の流れがあやふやなものになってしまいます。

中でも意識したいのは、「目標」「指導」「評価」の整合性を図ることです。いわゆる「指導と評価の一体化」と呼ばれるもので、多くの現職教員が日頃から意識していることです。「目標」があり、その達成に向けて必要な「指導」があり、「評価」を通じてさらなる定着・理解を促す。その道筋を通すことが、教員採用試験においても求められます。

なお、指導案に基づいて模擬授業を行う際、黒板に「本時のめあて」を書くことになりますが、指導案との相違がないように注意してください。また、指導案は「10時間扱いの1時間目」といった具合に、単元全体における位置付けを明確にすることも大切です。

 

テク3 自分の言葉で埋めていく

事前に課題が提示される場合は、準備に十分な時間をかけることができます。大学生ならば、指導教官等に添削指導を受けたり、先輩のお手本を参考にさせてもらったりもできるでしょう。ここで気を付けたいのが、工夫を重ねる過程で、自分が十分に理解できていない言葉を入れすぎないことです。

「少しでも目を引く指導案を作ろう」と思うと、専門用語や難しい言い回しなどを散りばめたくなるものです。しかし、理解が曖昧なままそうした言葉を使うと、本番で試験官から「この部分について説明してください」と問われた時に、しどろもどろになってしまいかねません。背伸びし過ぎず、指導案や単元指導計画は、自分の言葉で埋めていくようにしましょう。

このつづきは、

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