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大切な4カ月! 臨任・講師に求められる心得とは

4~7月の4カ月間、臨時的任用教員や非常勤講師などが、働きながら教員採用試験対策をしていく上で、どんなことに注意していくべきなのでしょうか。自身が主宰する「教師塾」で、多くの再チャレンジ組を合格に導いてきた吉田和夫先生に、持つべき心構えなどをお話しいただきました。

吉田 和夫 先生
千葉県・東京都の公立中学校教員、東京都教育委員会指導主事、新宿区立四谷中学校校長などを経て、現在は玉川大学教師教育リサーチセンター客員教授。自らが代表を務める一般社団法人教育デザイン研究所において「教師養成塾」を主宰。主な著書に『なぜ、あの先生は誰からも許されるのか?』(東洋館出版)など。

 

Q1
4月以降、臨任・講師の先生はどのくらい忙しいの?

自分次第だと思います。やろうと思えば仕事はいくらでもあるので、自らマネジメントする必要があります。また、非常勤講師と臨時的任用教員(臨任)、期限付き採用教員では、仕事の内容が全く違います。講師は自分の授業だけを担当していればよいので比較的時間がありますが、臨任や期限付きで担任を持つと、授業以外にもさまざまな仕事に関わらなくてはなりません。また、講師であったとしても部活動などにおいて、顧問ではない形で指導を担当する場合もあり、その場合は土日の勉強時間が確保できなくなる可能性もあります。
普通の先生と同じように仕事をし、学校の都合ばかりを優先していては、一向に勉強時間が取れません。まずは、自分にとっての優先事項と、学校での仕事の優先事項を考えて、分析シート(次ページ参照)を使って精査してみましょう。その上で、できない仕事はできないと正直に言うことも大切です。
教職志望者は全体的に心やさしい人が多く、ついつい多くの仕事を引き受けてしまいがちです。その結果、勉強に十分な時間が割けず、いつまでも合格できないという人も少なくありません。
せめて、教員採用試験の直前期に当たる1学期の間くらいは、わがままを言ってもよいのではないでしょうか。仕事は合格した後にいくらでもすることができるのです。

Q2
4月以降、1次試験までの学校のスケジュールは?

具体的なスケジュールは学校によってまちまちなので、一概に言うことはできません。そのため、4月になったらまず、配属された学校の年間予定表を確認しましょう。特に注意してほしいのは、新学期に行われるオリエンテーション、ゴールデンウィークや夏休み前に行う生活指導関連行事、中間・期末テスト(中学校の場合)などです。
これらの行事や生徒指導に関わる業務は、授業と同じくらい、子供たちのために大切なものです。こうした行事等に自分がどのように関わっていくことになるのかを想定しながら、1次試験までのスケジュールを考えてみてください。
また、1学期の最も大きなイベントが運動会・体育祭やスポーツ大会です。担任を持った場合は、練習などに付き合わねばならないこともあります。講師と臨任、それぞれの立場を踏まえた上で、これらの行事に、どこまでどう関わっていくのか、また関わることができるのか、一定の“線引き”をして、のめり込みすぎないようにする必要があります。

この続きは、

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