教職・一般・専門教養

肢別問題で深める教育法規 〜第1回 教育心理

1次試験本番まで半年を切り、ここから学習を加速させたい!という人のために、今号から特別企画として教職教養の「肢別問題」を掲載していきます。出題形式は、東京都などに見られる正誤判定問題の各選択肢を個別に取り出し、正誤を○×で解答していくというもの。問題文の正誤がきちんと判断できるようになれば、空欄補充問題にも十分対応できる力が付きます。
第1回目は教育心理。1トピック15分を目安に、演習を重ねていきましょう。

トピック① 教育心理:発達

問1
ピアジェの発達理論において、見かけが変化しても物理量に違いがないことが分かる「保存概念」の獲得がなされるのは、形式的操作期の特徴である。
問2
ユングは、乳幼児期から青年期までの性愛的なエネルギー(リビドー)の発達を、口唇期、肛門期、男根期、潜伏期、性器期の5つの段階で示した。
問3
人が生まれてから死に至るまでの過程を8つに分類し、各段階に達成すべき心理・社会的危機(発達課題)を設定したエリクソンの発達段階説において、幼児後期の心理・社会的危機は「自発性対罪悪感」、青年期は「同一性対同一性拡散」である。
問4
ハヴィガーストは、生涯にわたる道徳性の発達の変化を、3水準6段階からなる発達過程で捉えた。
問5
エインスワースは、親の養育態度を支配―服従、受容―拒否という2次元で捉え、残酷型、過保護型、甘やかし型、無視型の4つに分類。それぞれの型で養育された子供の性格的特徴等を指摘した。

 

 

問1=×
「形式的操作期」ではなく「具体的操作期」。ピアジェの発達段階は、感覚運動期(物の永続性)、前操作期(自己中心性、アニミズム、実念論、人工論)、具体的操作期(脱中心化、保存概念の獲得)、形式的操作期(仮説演繹による論理的思考が可能になる)の4つの段階に分けられる。

問2=×
「ユング」ではなく「フロイト」。

問3=○
その他の段階の心理・社会的危機は、乳児期「信頼対不信」、幼児前期「自律性対恥・疑惑」、児童期「勤勉性対劣等感」、成人前期「親密性対孤独」、成人後期「生殖性対停滞」、老年期「統合性対絶望」。

問4=×
「ハヴィガースト」ではなく「コールバーグ」。3水準6段階とは、前慣習的水準(①罰と服従への志向、②道具主義的な相対主義志向)、慣習的水準(③対人的同調・「良い子志向」、④「法と秩序」志向)、後慣習的水準(⑤社会契約的な法律志向、⑥普遍的な倫理的原理の志向)。ハヴィカーストは乳幼児期、児童期、青年期、成人前期、壮年期、老年期という発達段階における、それぞれの発達課題を提唱した。

問5=×「エインスワース」ではなく「サイモンズ」。エインスワースは、子供、母親、見知らぬ人のいる場面で、母親の退室(別離)と入室(再会)に子供が示す反応を観察する「ストレインジ・シチュエーション法」を考案した。

このつづきは、

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