教職・一般・専門教養

答申の“全体像”を押さえる

今回出された中教審の答申は、全243ページにも及びます。これをすべて読むとなれば、数日はかかりますし、内容もなかなか難解です。
下に掲げたのは、答申の目次です。答申は2部構成になっていて、第1部が「学習指導要領等改訂の基本的な方向性」、第2部が「各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性」となっています。
先述した通り、今後この答申に書かれていることが学習指導要領に反映されていくわけですが、主として第1部は「総則」に、第2部は「各教科」等に、それぞれ反映されていくものと考えられます。すなわち、答申は学習指導要領の構成と対応する形で作られているのです。
教員採用試験において、理解を深めておきたいのは第1部です。新学習指導要領では、筆記試験の頻出領域である「総則」が大きく変わるわけですが、ここをよく読み込むことで、何がどう変わるのかが見えてきます。「社会に開かれた教育課程」「アクティブ・ラーニング」「学びの地図」など、新学習指導要領のキーワードとされる概念の説明も、主としてここに記載されています。
とはいえ、この第1部だけでも総ページ数は70ページに上るため、すべてを読み解くのは容易ではありません。そこで、次ページ以降では、重要項目にそって読んでおくべき箇所を示し、理解しておくべき最低限のことを解説していきたいと思います。

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