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今夏出る“要チェック”教育データはこれだ!〜いじめ〜

教育データの中でも最もよく問われるのが、「いじめ」に関するデータ。前年度からの増減、学年別の件数の状況、態様別の割合などを押さえておきましょう。

知っておきたいマメ知識 ①
いじめの「認知件数」と「発生件数」の違い
一般的に「認知件数」という言葉は、あまり聞き慣れないと思います。これは、学校が認知したもの、すなわち「いじめがあった」と確認・把握できた件数のことです。
実を言うと、平成17年度以前、いじめの調査統計では「発生件数」という言葉が使われていました。しかし、学校が把握できていないいじめが多数あるという実態を踏まえ、平成18年度から「認知件数」という言葉が使われるようになったのです。当然ですが、ここに学校が発見できていないいじめは含まれておらず、実際に起きている数は、これよりも多いと考えることができます。

 

知っておきたいマメ知識 ②
平成23→24年度に急増している理由
データ①「いじめの認知件数の推移」のグラフを見ると、平成23年度から24年度にかけて、急増していることが分かります。これは、子供たちが急にいじめをし始めた…というわけではなく、平成23年に起きた中学2年生のいじめ自殺事件を受け、調査がより厳密に行われるようになったからです。このように、いじめの件数は認知をどのくらい積極的に行ったかによって、その数字が上下するという点を覚えておきましょう。

知っておきたいマメ知識 ③
法律にも明記されている「定期的な調査」
いじめを発見する上で、児童生徒へのアンケート調査が有効であることが、データ③から分かります。実は、こうした調査を行うことについては、いじめ防止対策推進法においても、第16条に明記されています。アンケートが、法的に位置付けられているという点は、覚えておきましょう。

いじめ防止対策推進法
第16条 学校の設置者及びその設置する学校は、当該学校におけるいじめを早期に発見するため、当該学校に在籍する児童等に対する定期的な調査その他の必要な措置を講ずるものとする。

 

このつづきは

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