躍動する若手教師

File15 比嘉光代(ひがみつよ)先生 相模原市立桜台小学校

「すばらしい!」「よく読めました」
授業中、比嘉先生は笑顔で子供たちを褒めます。
笑顔になったり、すまし顔をしたり、照れたように下を向いたり。
反応はさまざ   までも、褒められた子供の顔は、明るく輝いています。

%e8%8b%a5%e6%89%8b%e3%80%80%e6%af%94%e5%98%89%e5%85%88%e7%94%9f%e3%80%80%e3%83%a1%e3%82%a4%e3%83%b3

 

Q1  教職3年目。初任時と比べて、できるようになったことは?

学校の1年間の流れが分かったことで、仕事に見通しを持てるようになりました。初任時はすべてのことが初めてで余裕がなく、授業にしても、一つの単元の教材研究が終わる頃には、もう次の単元が始まるような感じでした。初任で1年生、2年目で4年生、3年目で3年生と、毎年、異なる学年を担任しているため、3年目になっても、授業は毎回、初めて教える単元になります。しかし、仕事に見通しを持てるようになった分、余裕を持って教材研究等に取り組むことができていると思います。今後はもっと、前の学年や他の教科で学習したことと関連付けて授業を行っていきたいと考えているところです。

 

%e8%8b%a5%e6%89%8b%e3%80%80%e6%af%94%e5%98%89%e5%85%88%e7%94%9f%e3%80%80%e3%82%b5%e3%83%96

 

Q2 忘れられない失敗はありますか?

忘れられないのは、初任時の秋頃に行った「大きな数を数えよう」という算数の授業です。りんご狩りを想定して、教室のあちこちに置いたりんごを子供たちに集めさせ、その数を数えてもらおうとしました。ところが、元気な子供たちはりんごを“集めること”に夢中になってしまい、“数を数えること”に意識を向けさせることができませんでした。教師になって半年が過ぎ、そろそろ自分なりの工夫をしてみようと思って行った授業でしたが、上手くいきませんでした。
子供を叱りすぎてしまったり、配布物を配り忘れたり、小さな失敗はたくさんありますが、授業の最後、子供たちに「今の授業は何を学んだんだろう?」というような表情をさせてしまったときは、本当に落ち込みます。

 

%e8%8b%a5%e6%89%8b%e3%80%80%e6%af%94%e5%98%89%e5%85%88%e7%94%9f%e3%80%80%e3%82%b5%e3%83%96%ef%bc%92

 

Q3 10 年後、どんな教師になっていたいですか?

自分なりの授業ができるようになっていたいです。今の私の授業は、教科書の教師用指導書に沿ったものであったり、先輩の先生方の授業の“まね”であったりすることがほとんどです。もちろん、教師としての基礎基本をしっかり身に付けるために、良い授業の “まね”をするのは重要なことですが、10 年後には、私も先輩の立場になります。自分なりの工夫を取り入れた授業を行い、後輩の先生方に知識や経験を伝えられるようになっていたいと思います。

 

%e8%8b%a5%e6%89%8b%e3%80%80%e6%af%94%e5%98%89%e5%85%88%e7%94%9f%e3%80%80%e9%a1%94

 

教セミちゃんねる 教員養成セミナーのご紹介 教セミLine@ 教員採用試験対策サイトへ

最新号のご紹介