教職・一般・専門教養

面接でも問われる 「発達障害」への対応を知る!

発達障害のある児童生徒がクラスにいた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。実例を挙げながら解説していきます。

 

事例1 急な予定の変更が苦手な子供

A教諭のクラスには、言葉の発達が遅れがちで、急な予定変更が苦手な子供がいます。時間割の変更などを当日に伝えるとパニックを起こし、大きな声を出すなどして言うことを聞かなくなることも少なくありません。どのように対応すればよいでしょうか。

●対応● 「言葉の発達の遅れ」「急な予定変更が苦手」などの状況から、自閉症特有の特徴が見られます。周囲が無理に取り組ませようとすれば、その子の不安はさらに高まるばかりです。こうした子供がいる場合は、文字カードや絵カードなどの視覚的支援を用いて先の見通しを持たせる、何をすればよいか具体的に指示する、予定変更の可能性がある場合にはあらかじめ伝えておくなどの対応が大切です。

 

事例2 読むことが苦手な子供

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B教諭のクラスには、文章を読むことが苦手な子供がいます。授業中、B教諭の話はよく理解できているものの、教科書を読んでもほとんど頭に入っていません。そのため、読むことへの苦手意識から、学習意欲を失いかけています。どのように対応すればよいでしょうか。

●対応● 「読む」ことに困難を示すのは、学習障害(LD)特有の状況です。この事例とは別に、「書く」ことに困難を示し、教師の板書を写してもさっぱり頭に入らないケースや、「計算」が極度に苦手というケースもあります。いずれの場合も、そのまま無理に学習させれば、ますます自信や学習意欲を失わせてしまうだけです。
学習障害の場合、聴覚系の短期記憶に課題があり、読んだ内容を頭に止められない子も少なくありません。有効な支援としては、範読をする、絵を見せるなどにより、視覚的・聴覚的な手段を取り入れることが挙げられます。また、読み取った内容を実行させる、絵に描かせるなどの方法で、イメージ化を図ることも有効です。

 

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