合格者体験談

社会人から教員へ 合格体験記

佐藤 一平 先生 (横浜市・小学校教諭)
民間企業勤務 ▶ 教員資格認定試験合格 ▶ 教員採用試験合格

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メーカーの営業職として3年間勤務

振り返ると自分のこれまでの人生には,多くの素晴らしい「先生」との出会いがありました。そこで教えていただいたことが,自分の人生に大きく影響しています。自分自身が子供たちにとってそんな存在になれたら,と学生時代から考えていましたが,私が進学した大学では小学校教諭の免許が取れませんでした。ただ,社会人経験を経て教師になるという道があることは知っていたので,まずは就職活動をしようと考えました。

縁あってメーカーの営業職として3年間,学びの多い日々を送りました。そんな時,本屋でふと教育書を手に取りました。「教師になりたい」という気持ちが再燃するのを感じました。同時に「今,踏み出さなければ」と思いました。

教員採用試験を受けるにあたって,毎日の勉強時間の確保が必要でした。私の場合,安定した勉強時間を確保するために,仕事を退職しました。退路を断って本気になる,という心理的な効果もあったように思います。当然,リスクも伴うので,誰にでもお勧めするわけではありません。大事なことは,目標達成のためにどうすれば後悔がないかを考え,準備を進めていくことだと思います。

一般選考での受験を選択
学習は過去問分析からスタート

私は教職経験がありませんでしたし,社会人経験も3年程度でした。そこで経験者枠や社会人枠ではなく,一般選考での受験を目指しました。ホームページや『教員養成セミナー』の記事の情報を基に,研修制度の充実した横浜市を受験しようと決意しました。

まずは,試験の情報集めが大事です。ネットや書籍,大学時代の先輩,友人の友人など,考え得るツテをすべてあたって情報を集めました。一般選考のライバルの多くは,教育学部の大学生です。受験情報を得るという点で,何もしなければ社会人は不利です。でも,本気で教師になりたいという熱い気持ちがあれば,行動力で壁を乗り越えることができます。

私の場合,1次に筆記試験(教職教養・一般教養・小学校全科)がありましたので,まずは過去問を1年分解きました。教職教養は勉強しないと点が取れないこと,一方で小学校全科は得意分野なら現状の学力でも合格点が取れることが分かりました。過去問を解くことで,合格までの距離が分かり,それに合わせた勉強時間の配分ができます。

2次試験は面接でした。私は試験の1 カ月前から毎晩,寝る前に10 分間,「面接イメトレ」をしました。家の自室の引き戸を面接室のドアと見立てて,面接試験の開始から終了までを一人芝居するのです。こと面接対策に関しては,参考書だけの対策に終わってはいけないと思います。

教員採用試験と同時並行で対策できる
教員資格認定試験

私は教員免許を持っていなかったので,文部科学省の教員資格認定試験で小学校教諭の免許を取りました。大学の通信教育で免許を取ると通常は2年かかりますが,この試験に合格できれば1年で免許が取得できます。試験内容は,採用試験と共通する部分が多いので,同時並行で対策が可能です。興味のある方はぜひ調べてみてください。

私が本格的に試験勉強をしたのは約半年間です。その後の教師生活に比べればわずかな時間ですが,大切な学びの時間ですので,受験される人は楽しく力をつけていってほしいと思います。

「楽しく,力をつけよう」というのは,私のクラスの合言葉です。受験する皆さんも,「参考書のこのページを読んだらおやつを食べよう!」とか「1週間継続して頑張ったら映画を見よう!」とか,自分なりに日々の楽しみを設定してモチベーションを維持してほしいと思います。

佐藤先生のほかにも合格体験記が掲載されています。

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