教職・一般・専門教養

一般教養の効率的な学習法を知る

教員採用試験において、苦手教科は、どのように克服すればよいのでしょうか。受験勉強の“プロ”栄光ゼミナール高等部ナビオの東海林望先生と徳原勲先生に、「暗記編」「理論編」「計算編」の3つに分け、それぞれについて、効率的な学習法、持つべき心構えをご解説いただきました。

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(左)徳原 勲 先生:栄光ゼミナール高等部ナビオ・高田馬場校教務主任。担当教科は社会。
(右)東海林 望 先生:栄光ゼミナール高等部ナビオ・高田馬場校室長。担当教科は数学、化学。

 

一般教養を学んでいく上で持つべき基本的心構え

【東海林】学習全般について言えることですが、何より「絶対にやりきる」という強い気持ちが大事です。一方で、ただがむしゃらに取り組むのではなく、自分の弱点を着実に把握して、客観的、戦略的に取り組んでほしいと思います。
【徳原】受験生は得意教科ばかりを勉強しがちです。もちろん、得意教科を伸ばすことも大事ですが、苦手教科から逃げようとせず、むしろ率先して取り組んでほしいと思います。そのためにはバランスの取れた学習計画を立てることが大切。苦手教科という負の要素をなくした上で、本番に臨んでほしいと思います。

 

学習方法①【暗記編】

【東海林】とにかく“集中”して覚えようとすることです。単純な丸暗記はなかなか難しいので、イメージづくりをしたり、関連事項と結び付けたりと、工夫しながら覚えるとよいでしょう、文字面をぼんやりと見て、漠然と覚えようとしても、覚えられません。
例えば数学の公式は、覚えても使えなくては意味がありません。公式を覚えたら、すぐに関連する問題を解いてみましょう。そうして公式+典型問題の解法をセットで覚えておくことをお勧めします。
【徳原】歴史には一連のつながりがあるので、要素別にバラバラに覚えるのではなく、これらを組み立てるイメージで覚えた方がよいと思います。例えば、15〜16世紀の大航海時代にコロンブスが新大陸を発見すると、スペインやポルトガルとアジアの交易が盛んになりました。スペインは新大陸の銀をアジアに持ち込み、中国の絹や陶磁器と交換していたため、中国では銀による納税が行われるようになりました。一方日本でも石見銀山の銀が中国へ行き渡りました。このように出来事を一連の流れで覚え、文章化できるようにしておくとよいでしょう。
日本史は世界史を軸に覚えることをお勧めします。また、ニュースや美術館、本など、教科書や参考書以外の情報(映像)と関連付けて覚えると忘れません。これは、美術についても言えることです。政治や経済は、ニュースなどについて分かりやすく解説してくれている書籍がありますから読んでみてください。難しい言葉も、頭に入ってくると思います。

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学習方法②以降については

 

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