その他

先生の仕事って大変? 本当のところが知りたい!

これから教員採用試験を受けて教員になろうとする人は、さまざまな不安を持っていることと思います。給料はどうなのか、将来設計に不安はないのか、保護者や同僚との人間関係はどうなのか、仕事はどのくらい忙しいのか…。考え始めれば、不安は尽きません。
一部では「出勤時間が早いのになかなか帰ることができず、給料も安い」などと言われることもあります。その上に、「アクティブ・ラーニング」や「学校間連携」など、新しい教育課題も次から次へと降ってきて、それに対応していくエネルギーも求められます。
もしかしたら、自分は大変な道を歩もうとしているのだろうか…。そんな風に思う人もいるかもしれません。でも、何ら心配はいりません。特集2「大解剖!先生のお仕事」では、そんな不安を払拭していただくべく、先生という仕事の魅力をレポートしていきたいと思います。

 

先生の初任給は?

やはり気になるのはお給料。民間企業と比べて、教員の給料はどうなのでしょうか。厚生労働省が公表している「平成27年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、民間企業の平均初任給は、20万2,000円となっています。一方で教員については、特に取りまとめたデータがないので、編集部が独自に、公表している自治体の平均値を算出してみました。結果は、次の通りです。

・小学校教諭の平均初任給 ・・・・・・・22万3,033円
・中学校教諭の平均初任給 ・・・・・・・22万3,033円
・高等学校教諭の平均初任給 ・・・・・22万3,853円
・特別支援学校教諭の平均初任給 ・23万3,208円
(新卒の大学卒の場合。いずれも編集部調べ)

初任給だけを単純に比較すると、教員の給料は民間企業平均よりも2万円程度高い計算になります。ただ、上記はいわゆる「調整手当」が含まれた金額であるため、残業手当がつきません。民間企業の場合、残業手当がつくことを考えると、それほど大差はないと言えるでしょう。

 

職場の人間関係は?

社会人経験のない人にとって、一番気になるのは「人間関係」かもしれません。果たして、職場の雰囲気はどんな感じなのでしょうか。今回、複数の先生からお聞きした生の声を紹介します。

「職場の雰囲気は温かい。困ったことがあると、学年に関係なく、相談に乗ってもらえる。」
「先生は非常識と言われるが、私から見ると常識のある人ばかり。」
「保護者との小さな行き違いはあっても、たいていは話せば分かってもらえる。大きなトラブルはほとんどない。」
「多少の上下関係はあるものの、民間企業ほどではない。組織がピラミッド型ではないからかも。」

教師という仕事柄、コミュニケーション力の高い人が多く、自身も積極的に周囲と関わりを持とうとすれば、良好な関係を築くことは難しくなさそうです。

 

仕事の忙しさは?

先生の仕事は授業だけではありません。右に挙げるように、実に多くの仕事を日々こなしています。行事等で、土日がつぶれてしまうケースも多く、間違いなく、多忙な職業の一つと言えるでしょう。しかし、「忙しいですか?」と聞くと、「そうは思わない」と答える先生は、少なくありません。きっと、多くの先生が仕事にやりがいを感じ、慌ただしく流れる時間に充実感を覚えているのだと思います。

■授業以外の先生の仕事
教材研究などの授業の準備、校務分掌の会議への出席、行事の準備、生徒指導、保護者対応、成績処理、部活動の顧問、掲示物の作成

 

服装・髪型は?

P046

イラストを見ても分かるように、毎日きっちりとスーツを着て、ネクタイを締めている先生はほとんどいません。1〜2年目は、身を引き締める意味でスーツを着用する先生もいますが、入学式や学校公開週間などを除き、多くの先生がラフな服装をしています。ただし、ジーンズや肌の露出の多い服装はNG。また、子供たちは匂いに敏感なので、化粧はできるだけナチュラルにし、整髪料などは無香料のものを選びましょう。また、爪は伸ばさず、短く切りそろえることが大切です。
服の購入先は、大手有名百貨店からファストファッション店までさまざまです。服を買う時間がないという理由で、通販で購入する先生もいます。

教育データ対策 これ一冊でいっき解決! 3ステップ過去問分析の進め方 教員養成セミナーのご紹介 教セミLine@ 教員採用試験対策サイトへ

最新号のご案内