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教職大学院 誌上オープンキャンパス 早稲田大学大学院教職研究科

活発な院生の自主活動と
強力な修了者ネットワークを生かし
次代の教育リーダーを育成

緑が美しい、都心の早稲田キャンパス内にある同学。充実したカリキュラムはもちろん、活発に開催されている院生の自主勉強会などを通じて、多くの院生が日々高い専門性を養っています。

p062top早稲田大学大学院教職研究科 https://www.waseda.jp/fedu/gted/

 

同学の特色

私学の教職大学院として、2008年4月の開設以来、多くの修了者を学校教育の場に送り出してきた同学。その最大の特色は、活発な院生の自主活動と強力な修了者ネットワークにあると言えます。

国立の教職大学院の多くが初等教員養成である一方、同学の修了者は小学校20%、中学校30%、高校30%、その他20%と幅広い学校種の教職に就いています。同学の定員は1学年60名に上り、高い確率で同じ校種・教科の仲間がいます。そのため、同じ目標を持った者同士で学び合い、高め合う雰囲気が学内に根付いており、それが院生による自主的な勉強会などが活発に行われる土壌となっています。

そうした院生同士の強い結び付きは、修了後の強力なネットワークへと継承されています。これまで同学を修了した人は総計で380名以上。その多くは各校でリーダー的役割を果たしており、修了者同士が定期的に集まり、情報交換会などを通じてさらに専門性を高めています。また、在学生と修了者による組織として「学校教育学会」があり、年に2回、修了者による活動報告も開催されています。

同学では、こうして活躍する修了者について追跡調査を行い、そこで得られた知見を基にカリキュラム改善を図るなどの取り組みも実施しています。また、同学には関東近郊を中心に80校以上の実習を受け入れる連携協力校があり、その多くに修了者が勤務しています。

目指す教育理念に「グローバルな教育リーダーの育成」を掲げている点も、同学の特色の一つです。毎年3月には、ロンドン大学へのIOE(Institute ofEducation)短期学生国際交流プログラムを実施し、2015年度は7名の学生が参加しました。また、研究科の教員が同行する海外教育視察研修では、2016年2月には米国(カリフォルニア)、3月にはシンガポールの学校を訪れました。
2017年4月、同学は教育学研究科と統合し、新たに「教育学研究科高度教職実践専攻(教職大学院)」として生まれ変わる予定です。グローバル社会を見据えた高度な教育カリキュラムと学内外を超えた強力なネットワークを生かし、今後も優れたスクールリーダーを輩出していくことが期待されます。

p062下ロンドン大学へのIOE短期学生国際交流プログラム

名称: 早稲田大学 大学院 教職研究科(2017年4月より早稲田大学 大学院 教育学研究科 高度教育実践専攻 ※文部科学省届出設置書類提出中)
修業年限:2年(2年制コース)、1年(1年制コース)
定員:60名(2年制45名/1年制15名)
授業時間:月曜〜土曜 9:00〜21:25
※1年制コースへの入学は現職教員で一定の要件を満たす者のみ。
教員免許状未取得者対象のコースはなし。

 

2年間の履修内容

カリキュラムは、大きく「共通科目」「分野別選択科目」「自由選択科目」「学校における実習」の4領域に分かれていて、それぞれ修了までに必要な単位数が定められています。

「共通科目」は、「必修」の16単位と「選択」の5単位で構成されています。修了に必要な単位数は18以上。そのため、院生は「選択」の5単位から最低でも2単位を選んで履修する必要があります。なお、「共通科目」の大半は、1年次に取得する履修スケジュールとなっています。

「分野別選択科目」はA〜D群の27科目(計51単位)で構成され、ストレートマスターの場合、2年間でここから16単位以上を履修する必要があります。科目の内容は多岐にわたり、院生は自分が得意な領域を発展的に学び、教師としての力量を高めていくことができます。

ストレートマスターが修了までに必要な総単位数は46単位です。「学校における実習」(詳細は次ページ参照)の単位数は10なので、「共通科目」の18、「分野別選択科目」の16と合わせると44単位。残りの2単位は、「共通科目」「分野別選択科目」から上乗せして履修するか、「自由選択科目」から履修することになります。
各科目の授業に共通する特色は、現職教員とストレートマスターによる混成クラス・グループにより、グループワークやディスカッション等、協働的な学びが行われている点です。そのため、ストレートマスターは現職教員から知識・技能を学びながら、実践的な指導力を高めていくことができます。

p063ストレートマスターと現職教員の混成グループによるグループワーク

201608waseda

 

実習のスケジュールと内容

「学校における実習(10単位)」は、「学校臨床実習Ⅰ(5単位)」「学校臨床実習Ⅱ(2単位)」「学校臨床実習Ⅲ(3単位)」で構成されています。

「学校臨床実習Ⅰ」は、1年次の9〜 10月にかけて25日間、集中的に行われます。実習に際しては、事前指導に十分な時間を割き、課題意識を持って取り組めるようにします。また、実習終了後には事後指導や報告会等を通じて、改善点や課題を浮き彫りにし、2年次の研修へとつなげます。

「学校臨床実習Ⅱ」は2年次の9〜 10月にかけて10日間行われます。「学校臨床実習Ⅰ」で取り組んだ校務全般の理解や授業実践力の向上に加え、ここでは生徒指導やキャリア教育、地域連携などのテーマに対する取り組みも実践します。
「学校臨床実習Ⅲ」は2年次の10〜11月に15日間行われる集大成的な実習で、それまでの実習を通じて発見した課題をさらに深め、教師としての実践力を高めます。

p064左中学校での実習の様子

p064右実習報告会

p064図

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