教職・一般・専門教養

教員採用試験 今夏の最重要教育キーワード ①特別の教科 道徳

要注意!の理由

学習指導要領の一部改正が行われ、「特別の教科 道徳」が導入されたのは、2015年3月。2015年夏の教員採用試験では、問題作成が間に合わない自治体もありましたが、今年はかなりの自治体で出題が見込まれます。必ず押さえておきたい、最重要キーワードです。

 

ポイント① 改正の経緯

教員採用試験の筆記対策において、まず押さえておきたいのが改正の経緯です。起点は、教育再生実行会議の第1次提言。大津市で起きたいじめ自殺事件を受けてのものでした。

2013年2月
教育再生実行会議「いじめの問題等への対応について(第一次提言)」
「道徳教育の充実」と「教科化」が提言される

2013年12月
文部科学省・道徳教育の充実に関する懇談会「今後の道徳教育の改善・充実方策について(報告)」
→「特別の教科 道徳」創設を提唱

2014年10月
中央教育審議会「道徳に係る教育課程の改善等について(答申)」

2015年3月
学校教育法施行規則・学習指導要領の一部改正
→全面施行は2018年4月以降

 

ポイント② 主な変更点

いくつかの変更点のうち、教員採用試験のために最低でも押さえておきたいのは以下のポイントです。太字部分をチェック!

《これまでとの違いは…》
○「道徳の時間」に代えて「特別の教科 道徳(道徳科)」を設置。
検定教科書の使用(2018年4月以降)
記述式の評価を導入→数値による評価は行わない
《学習指導要領関連では…》
○ 道徳教育の目標(第1章)では、「道徳性を養う」という趣旨を明確化。
○ 道徳科の目標(第3章)では、育成すべき資質能力を明確化。→文言をチェック!
○ 道徳科の内容は、4つの視点の順序を変更→従前の「3」と「4」の順序を入れ替え

 

論作文・面接対策のチェックリスト

□「道徳の時間」と「特別の教科 道徳」の違いを明確に説明できるか。
□ 道徳教育の充実が図られた経緯・背景を説明できるか。
□「特別の教科 道徳」をどのように実践していくかについて、具体案を持っているか。

 

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この他の最重要キーワードは

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