個人・集団面接

教員採用試験の面接 知っておきたい5つの基礎知識

まずは、教員採用試験の面接とはどのようなものなのか、基本情報を確認していきましょう。

その1
面接官は何を見ているのか(評価の観点について)

教員採用試験の面接では、どのような観点からどのように点数が付けられるのか、疑問に思う人も多いことでしょう。評価の観点は自治体によって異なりますが、主だったものとして、右のようなものを挙げることができます。一般的に、これらの観点について、4〜5段階で採点がなされ、総合点が算出されます。こうして見ても、人間性や熱意、協調性など、筆記試験では問われない項目が多く、面接試験が“人物”を見るために実施されていることが分かります。

p004表

 

その2
面接官はどのような人か

教員採用試験の面接官の多くは、現職の校長先生です。受験生が教師としての資質・能力を備えているかどうか、長年の教職経験を基に評価・採点します。何十年ものキャリアを持つ“大先輩”を相手に話すわけですから、謙虚な姿勢で臨むことが大切になってきます。面接官の数は2〜4人程度が一般的で、校長先生以外に、PTA関係者や民間企業関係者などが含まれている場合もあります。

p004★面接官の多くは、現職の校長先生。それだけに、受験生は謙虚な姿勢で臨むことが求められます。

 

その3
面接の長さはどのくらいか

教員採用試験の面接の長さも自治体によって異なりますが、個人面接の場合は20〜 30分程度というケースが多いようです。集団面接の場合は30〜40分程度という場合が多いですが、中には60分以上にわたって実施する自治体もあります。最後まで緊張感を切らさず、面接官との対話を弾ませることができるかどうかも、採点を左右しそうです。

p005_02★自治体によっては、面接が長時間に及ぶことも。集中を切らさないことが大切です。

 

その4
どのようなことを聞かれるのか

教員採用試験の個人・集団面接で聞かれるのは、「志望動機」や「長所・短所」など受験生自身に関することから、「いじめ」や「不登校」「学力向上」など学校教育課題への対応に関することまで多岐にわたります。また、自治体によっては、教育法規・教育時事に関する知識を問う所もあります。具体的な質問例は、本誌P.043〜に掲載しましたので、よく目を通した上で、自分なりの回答を考えてみてください。

p005_01★一つ一つの質問には、面接官の意図があります。

 

その5
事前にどのような準備が必要か

何の準備もしないまま教員採用試験の面接に臨んだ人の多くは、本番で痛い目にあっています。本誌のアンケート調査を見ても、全体の80%以上の人が1次試験の前から面接対策をスタートしています(本誌2016年2月号参照)。具体的な対策方法は、大学の先生による模擬面接、友人同士での模擬面接などが多く、なるべく早い時期から準備をしておくようにしましょう。

p005図

教セミちゃんねる 教員養成セミナーのご紹介 教セミLine@ 教員採用試験対策サイトへ

最新号のご紹介