躍動する若手教師

File04 野嵜奈緒(のざきなお)先生(神奈川県立上溝高等学校)

教員採用試験合格を果たした先輩たち。すでに、各学校で一人の教師として活躍し、子供たちとともに充実した日々を送っています。

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課題について話し合っていた賑やかな教室が、すっと静まる。
野嵜先生が考え方のヒントを話し終わると、またすぐに声が戻る。
初任時から心掛けてきたという、教師と生徒の適度な距離感が、確かにそこに感じられます。

 

Q1 学生時代、どんな教師を目標にしていましたか?

高校生のときの日本史の先生が、生徒の興味をかきた立てるような楽しい授業をしてくださったことをきっかけに、教師を目指すようになりました。そのため、大学生のころ頃は、楽しく学ばせることができる、教科指導力のある教師を目標としていました。
ですが、教職大学院に進み、教育について深く学ぶことで、生徒の人間性などを養うことの大切さを考えるようになり、教科指導力だけでなく生徒に寄り添う生徒指導力もある教師を目指すようになりました。

 

Q2 今、自分はどんな教師だと思いますか?

教科指導の面では、悩むことばかりです。楽しみながら思考力を養うために活動型の授業を行うと、知識の面で物足りなくなってしまう。受験を意識する3年生の授業は知識重視になりがちですが、思考力を養う工夫も取り入れたい。教職4年目をになった迎えた今も、試行錯誤しています。
生徒指導の面では、「お姉さん」的な存在になってしまわないよう心掛けてきた結果、適度な距離感を保てるようになっていると思います。ただ、今年は高校3年生を担任しているので、進路指導等を考えると、もう少し生徒に踏み込んでもいいのかなと考えています。

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Q3 生徒と接する上で、大切にしていることは何ですか?

生徒の話を聞いてあげることです。生徒たちにも意思があります。「ちょっと違うな、足りないな」と思う点があっても、否定から入るのではなく、まずは受け止める。そして、彼ら彼女らの考えを尊重した上で、こちらの考えもきちんと伝え、最終的には生徒が自分で判断できるようにすることを心掛けています。

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Q4 10年後、どんな教師になっていたいですか?

学校全体が見渡せる教師になっていたいです。今はまだ、「自分の教科」「自分が関わっている生徒」だけに意識が向いていますが、10年後には接点の少ない生徒の状態にも気を配れるようになっていたいですね。また、生徒に対してだけでなく、他の教職員の状態にも気づいて、適切なサポートができる、広い視野を持った教師になれればとも思っています。

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